八景水谷公園Hakenomiya Garden Park, Kumamoto

肥後熊本藩3代藩主・細川綱利が御茶屋を設け、開かれた公園。国登録有形文化財の洋風建築や加藤清正像も。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

八景水谷公園について

「八景水谷公園」(はけのみやこうえん)は肥後熊本藩3代藩主・細川綱利が御茶屋を設け、そののち開かれた公園。今回訪れたのは冬でしたが、春にはソメイヨシノ200本の花が咲き誇る桜の名所になります。

『熊本市には「水前寺成趣園」という国内随一の素晴らしい大名庭園があり、細川家は江戸屋敷にも庭園を残している程なのに、熊本市内の細川家ゆかりの庭園の情報が少ないよな――』という所から辿り着いた庭園シリーズ。
「近江八景」にならって御茶屋から眺めた八つの景色を詩に詠んだことにちなみ、八景水谷と名付けられたそう。難読。日本庭園らしさが色濃く残っているわけではないですが、中の島が配されているところはおそらくその面影で、西側の山並みを現在も借景でのぞめるなど非常に気持ちの良い公園。あんまり人が写ってないけど、実際には冬なのに多くの市民が遊びに訪れていました!

公園の中心「八景水谷水源」は豊富な湧水によるとてもきれいな池で、大正時代からは熊本市の上水道の水源として利用され「近代水道百選」にも選ばれています。また熊本市上水道発祥の地として公園内には「水の科学館」があり、公園と隣接している水道局の敷地には国登録有形文化財の「熊本市水道記念館(旧八景水谷貯水池ポンプ場)」も。こちらは大正時代に造られたかわいい洋風建築。そのほか公園内には彫刻家・松原象雲による加藤清正像も。

細川綱利は「忠臣蔵」で知られる赤穂浪士の処罰に際し、大石内蔵助良雄を含めた17人を預かり、厚遇したことでも知られます。これについて調べていたらまだ東京都内でも知らないスポットがあるなあと思ったのでこの辺もいずれ掘り下げたい…。

(2018年12月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

熊本電鉄菊池線 八景水谷駅・堀川駅より徒歩10分
熊本市街地より路線バス「立田自然公園入口」バス停下車 徒歩10分

〒861-8064 熊本市北区八景水谷1丁目878-1 MAP