願泉寺庭園Gansen-ji Temple Garden, Osaka

飛鳥時代創建の古寺に造られた、相阿弥作庭と伝わる枯山水庭園。大阪府指定名勝。伊達政宗ゆかりの寺院。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

願泉寺庭園について

「願泉寺」(がんせんじ)は、小野妹子の八男・多嘉麿義持により創建されたと伝わる古刹。飛鳥時代からの寺院というと、当サイトで掲載している寺社仏閣の中でもかなり古い部類で、大阪市内では「四天王寺」が願泉寺の少し前に創建されています。願泉寺という名前になったのは桃山時代であるとのこと。

大阪府指定名勝となっている枯山水庭園の作庭は相阿弥と伝わる…と大阪府などのサイトに載っていますが、同時に江戸時代中期の作庭であると「大阪府指定の文化財一覧」のページに記載があります。相阿弥は室町時代に足利幕府に仕えた人物であり、相阿弥のその他の庭園と比べても違うタイプの庭園と感じるので――現在の庭園は江戸時代中期に大幅に改修を加えられた・または新たに造られたもので元々あった庭園が相阿弥が手掛けていたということなのかな。(もしくは何代目相阿弥という方がいらっしゃる…?)

そして枯山水庭園というのが正しいのか、現在は枯池となっているこの池もかつては池泉式だったのかな――というところも気になるところですが、いずれにしても石組による築山と池泉はかっこよく、なんばの街中からそう離れていないこの場所にこんな庭園が残っていることに驚き!

また桃山〜江戸初期の当時の住職に伊達政宗が茶礼を学んでいた縁から、伊達政宗より贈られた客殿と茶室もあったそう。近代に入り国宝指定されていたものの、1945年の戦災で焼失――。現在ある茶室「相應庵」はその後に造られたもので、こちらでは定常的に茶道教室が開催されているようです。詳しくは下記の公式サイトより。「相應庵」も良いお茶室でした。

庭園は電話でお聞きしたところ自由拝観のようでしたが、扉が閉まっていることもあるかもしれないので伺う前は電話でお聞きするのが確実かも。

(2018年9月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR大阪環状線・関西本線 今宮駅より徒歩4分
地下鉄四つ橋線 大国町駅より徒歩6分

〒556-0014 大阪府大阪市浪速区大国2丁目2-27 MAP