日本三景の一つ。かつて雪舟も描き、古代より愛された風景。国の特別名勝。
天橋立について
「天橋立」(あまのはしだて)は日本三景の一つで、京都府北部を代表する景勝地として国の名勝および特別名勝に指定されています。
宮津湾に古代より堆積した砂州と自然発生した松林で、その長さは3.6km。れっきとした府道でもあり「日本の道100選」にも選ばれています。実際歩くと結構長い距離なのでレンタサイクルとランニングがさかん(渡る際に通過する、回転する橋「廻旋橋」も名物?の一つ)。2度目の訪問では駅から対岸に渡るまでをレンタサイクル、復路は路線バスに乗ったのですがめちゃくちゃ遠回りなことを実感。
かつて雪舟が「天橋立図」を描くなど様々なビュースポットがありますが、駅からもっとも近いのはリフト乗り場まで徒歩6分の「天橋立ビューランド」。こちらの写真は主にそちらからの眺めで、日本海方向を眺める眺望「飛龍観」。
天橋立周辺には寺社仏閣も多く、駅のそばには平安時代創建の天橋山智恩寺、対岸には丹波国分寺跡、元伊勢籠神社(今回見る限り一番賑わっていました)、そして西国三十三所の成相山成相寺があります。これらの参道としての役割を天橋立は担っており、かつて雪舟が描いたのは成相寺へ訪れた折のもの。近しい眺望は「傘松公園」から楽しむことができます。
また元伊勢籠神社前のバス停から重要伝統的建造物群保存地区の伊根の舟屋群までは路線バスで30分ほど。
(2012年1月、2019年1月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)