“日本の歴史公園100選”の都市公園・広島市中央公園に、中国の伝統的造園理論の下作庭された《古典的な四川庭園》。
広島市中央公園・渝華園について
「渝華園」(ゆかえん)は広島市中心部の都市公園・広島市中央公園内にある池泉回遊式の中国庭園。広島城や旧広島市民球場跡、ひろしま美術館や広島グリーンアリーナからも徒歩5分程の場所にあります。
『広島平和記念公園』=爆心地からも近いこの場所は原爆の投下より消失。終戦後の1946年に中央公園として開発がはじまりました。その後徐々に形を変えながら現在では“日本の歴史公園100選”にも選定されています。
公園の西の一角にある渝華園。完成したのは1992年(平成4年)で、中国・重慶市との友好都市提携を記念し作庭されました。現地での設計図を下に、《中国の伝統的な造園理論と手法を生かした、古典的な四川庭園》とのこと。
これまで訪れた中国式庭園のうち、沖縄・那覇の『福州園』や、静岡・浜名湖ガーデンパーク内にある『越秀園』は庭園のビューポイントになる四阿の築山は自然風な石組で設けられていたけど、この渝華園の“罨秀亭”はサツキの刈込など植栽で周囲が表現されているのが特徴の一つ。
(2021年4月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・住所 / Locations
広島電鉄 寺町駅より徒歩7分/県庁前駅・紙屋町西駅より徒歩約10分
JR広島駅より路線バス「広瀬町」バス停下車 徒歩7分
〒730-0011 広島県広島市中区基町15 MAP