
徳川御三家・紀州徳川家の居城“和歌山城”に上田宗箇が作庭したと伝わる池泉回遊式庭園。国指定名勝。
国指定名勝。「和歌山城西之丸庭園」(わかやまじょうにしのまるていえん)は徳川御三家・紀州徳川家の居城だった和歌山城(国史跡)の麓に残る池泉回遊式庭園で、作庭は名古屋城二之丸庭園、徳島城表御殿庭園なども手掛けた上田宗箇が有力とされています。
城のお堀の高低差を活かした庭園で、「紅葉渓庭園」の名の通り紅葉の時期が特に見頃だそう(まだその時期に訪れたことが無い…)。内堀の上をかかる「御橋廊下」もこの庭園の一つの見所で、この廊下の先にある二の丸庭園も松や石組などに面影が残ります(あとは芝生広場になっています)。
また茶室「紅松庵」の設計を手掛けたのは京都の数寄屋建築の名工・中村外二、タッグを組んだ庭師は「松下真々庵」を手掛けた川崎幸次郎。
(2014年1月、2016年10月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス / Access
南海本線 和歌山市駅より徒歩15分
JR和歌山駅より徒歩25分(和歌山駅にレンタサイクルあり)