滴翠美術館(旧山口吉郎兵衛邸)Tekisui Museum, Ashiya, Hyogo

昭和初期に大阪の“山口財閥”山口吉郎兵衛の邸宅として安井武雄が設計を手掛けた阪神間モダニズム建築。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

滴翠美術館(旧山口吉郎兵衛邸)について

「滴翠美術館」(てきすいびじゅつかん)は旧三和銀行(⇒UFJ銀行⇒三菱東京UFJ銀行)の前身「山口銀行」を経営した大阪の“山口財閥”の四代目・山口吉郎兵衛の雅号を冠した、氏のコレクションした美術品を所蔵・展示する私設美術館。
その建築は山口吉郎兵衛邸として、昭和の関西を代表するモダニズム建築家のひとり・安井武雄の設計によって1932年(昭和7年)に手掛けられたもの。関西モダニズム建築20選・ひょうごの近代住宅100選等に選定。

2019年12月、最寄り駅が同じ『ヨドコウ迎賓館』を初めて訪れた流れで界隈でもう一つ気になっていたこちらの建築にも足を運びました。開催されていたのが《滴翠翁が愛しや大名茶人の好み“遠州と不昧”》。その名の通り江戸時代を代表する茶人・小堀遠州松平不昧、それ以外にも片桐石州後水尾天皇本阿弥光悦(国指定重要文化財「扇面鳥兜螺鈿蒔絵料紙箱」)…と庭園的にも名前の出てくる文化人の茶器・美術品が展示されてて超面白かった!

山口吉郎兵衛は昭和8年に山口銀行が合併して三和銀行となったのを機に財界を離れ、昭和26年に没するまで陶器・人形・かるた等を中心に2,500点以上のアイテムを収集・研究に没頭。
生前からコレクションの一般公開を望んでいたという遺志を受け継いだ夫人により、1968年(昭和43年)に美術館として開館。

敷地内には「滴翠窯」と名付けられた窯もあり、陶芸教室なども催されているーーのですが、それより気になるのは建物内にあった複数の茶室。撮影禁止なので写真がなくちょっと詳細忘れちゃったけど…大阪の本邸から移築した立派なお茶室だったんだよなあ(地下には露地庭も)。
『白鶴美術館』でも思ったけど、阪神間にはこういう私設美術館がゴロゴロしてるんだなというのが個人的には結構驚いているしめちゃくちゃすごいなと。ここもまた行きたいし他の私設美術館も色々足を運びたい!

(2019年12月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

阪急神戸線 芦屋川駅より徒歩9分
JR神戸線 芦屋駅より徒歩20分

〒659-0082 兵庫県芦屋市山芦屋町13-3 MAP

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