江戸時代中期に茶人・野本道玄により作庭された岩木山を表現した京風の築山泉水式庭園「一文字の庭」。青森県指定名勝。
庭園フォトギャラリーGarden Photo Gallery
貞昌寺庭園「一文字の庭」について
弘前城(弘前公園)から南へ約1km。弘前の寺町・新寺町にある「貞昌寺」(ていしょうじ)の庭園は江戸時代中期に造られた庭園で、弘前藩に仕え弘前城の庭園なども手掛けた京都の茶人・野本道玄による作庭と伝わります(現在の姿は昭和年代に復元されたもの)。青森県指定名勝。別名「一文字の庭」。
弘前にあるその他の名勝指定を受けている庭園は大石武学流庭園が多い中、こちらは京風の築山泉水式庭園で築山は岩木山を表現したもの。
建物(書院)から池泉・築山までの間にこれだけ広い芝生のスペースがある庭園は珍しい気がします。回遊式庭園でもあり、池付近から書院側を眺めると背後に岩木山をのぞむことも。今回載せてる写真はちょうど全部雲で隠れてますが…。
(2018年7月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス / Access
JR奥羽本線 弘前駅より約2.5km(徒歩30分・駅にレンタサイクルあり)
弘南鉄道大鰐線 弘高下駅より徒歩14分
弘前駅より路線バス「新寺町」バス停下車 徒歩4分
〒036-8214 青森県弘前市新寺町108 MAP