本位政五郎の庭園

本位政五郎の庭園の記事が4件あります。

本位政五郎(もといまさごろう)は近代の京都の庭師。
七代目小川治兵衛と比べて知名度は低いものの、昭和の京都を代表する庭師・小島佐一をして《御殿風の小川治兵衛(植治)、加藤熊吉(植熊)の茶庭風、文人好みの庭の本位政五郎》と並び称した、当時を代表する庭師のひとり。大阪の”寺田財閥”の別邸庭園『五風荘庭園』や日本画家・山元春挙の邸宅『蘆花浅水荘』の庭園など、複数の文化財庭園を残しています。

今日のPICK UP

五風荘庭園

Gofuso Garden, Kishiwada, Osaka

朝ドラの舞台にも。岸和田城の御茶屋跡に“寺田財閥”の別邸として造営された近代和風建築と茶室/庭園。茶室設計は木津聿斎(木津宗詮)、庭園は本位政五郎作庭。

吉村家別荘 桜山荘庭園

Yoshimura’s Ouzanso Garden, Kyotango, Kyoto

丹後ちりめんを発展させた“縮緬王”吉村伊助が、近代京都の人気庭師・本位政五郎ら職人を市内から招き造営した近代別荘建築。(通常非公開)

蘆花浅水荘(記恩寺)庭園

Rokasensuiso (Kionji Temple) Garden, Otsu, Shiga

日本画家・山元春挙が自らデザインした国重要文化財の近代和風建築と庭園。作庭は“植治”小川治兵衛と並び称された庭師・本位政五郎。

閒居 吉田や

Kankyo Yoshidaya Garden, Kyoto

京都・九条山の大正時代の近代和風邸宅に、植治・植熊と並び称された庭師・本位政五郎が作庭した庭園。(非公開)

PICK UP - TOUR / EVENT
MEDIA / COLUMN
最新の庭園情報は約10万人がフォローする
【おにわさん】のSNSから。