京都の世界遺産寺院に残る鎌倉時代の国宝建築と、七代目小川治兵衛作庭による通常非公開の茶庭。鳥獣戯画も有名。

日本美術を世界に広めたフェノロサが愛した寺院。琵琶湖を一望する池泉回遊式庭園と茶室前の枯山水庭園（の遺構）。

細川三斎(細川忠興)が師・千利休の邸宅一部を移築し建立した寺院や茶室。庭園は江戸時代初期作庭の“楓の庭”。

飛騨＆美濃国を治めた大名・金森長近の菩提寺の庭園は孫＆茶道宗和流の祖・金森宗和の作庭。美濃市指定名勝。

戦国大名・大友宗麟が開いた寺院に重森三玲が作庭した枯山水庭園“独坐庭”“閑眠庭”。建築は国指定重要文化財。

葛飾北斎の最晩年の作“八方睨み鳳凰図”だけでなく、秀吉の重臣・福島正則の霊廟や俳人・小林一茶ゆかりの庭園も。

高野山真言宗寺院ながら法然上人もまつられている、法然と平家物語にも登場する熊谷直実ゆかりの寺院。

小堀遠州が桃山時代初期に作庭したと伝わる、高野山内最古の鶴亀蓬莱式庭園は“高野三名園”。和歌山県指定名勝。

光源氏のモデル・源融ゆかりの寺院に現代に作庭された石庭。2020年は京都・北澤造園による新たな枯山水庭園も。

淀城主・永井尚政により再興された、道元の開いた日本最初の曹洞宗寺院。庭園と参道が京都府指定名勝。

紫陽花咲き誇る京都の“あじさい寺”の日本庭園は、現代の代表的作庭家・中根金作が作庭した“与楽園”。

重森三玲の遺作となった枯山水庭園“愛染庭”をはじめ、宿坊全体で重森作品を味わえる集大成・最高傑作の一つ。