【2021年消滅】弘前〜黒石地域で国指定名勝庭園も手掛ける大石武学流四代目・小幡亭樹の代表作と言われた回遊式庭園。
清藤家庭園について
【2021年、文化財指定解除とともに解体・消滅】
「清藤家庭園」は明治〜大正期に造られた大石武学流の池泉回遊式庭園で、青森県指定名勝。作庭は弘前〜黒石近辺で国指定名勝「盛美園」「金平成園」なども手掛けている小幡亭樹(おばたていじゅ)によるもの。
弘前と黒石のほぼ中間地点に位置する平川市「平賀」の街。この地区の村長を務めた長内家から、青森県議会の副議長を務めた清藤六郎氏が譲り受けて現在は清藤家の庭園となっています。個人宅の庭園であるため見学は要事前連絡でした。なお、同じく平川市にある国指定名勝庭園『清藤氏書院庭園』とは別の清藤さん。
2021年、文化財指定が解除され今後は解体されるとWeb東奥により報じられました。国ではなく県の名勝とは言え、「指定文化財」の庭園が解除・解体というのは大変珍しい例。弘前市では最近「国指定名勝」の庭園も増え、保存の機運が高まっているのですが…個人はもちろん、自治体の財政の問題もあり難しい問題。
もっと難しいのは、指定文化財の庭園とはいえ、超コアな庭園マニアでもなければ(専門家であっても)この庭園の存在はきっと知らなかっただろう。その状態で大きなことは言えない…。
(2018年訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)