成巽閣庭園Seisonkaku Villa Garden, Kanazawa, Ishikawa

『兼六園』に隣接する藩主・前田家の御殿。飛鶴庭に加え、つくしの縁庭園、万年青の縁庭園も国指定名勝に。

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成巽閣庭園について

「成巽閣」(せいそんかく)は江戸時代末期に加賀藩13代目藩主・前田齊泰が母・眞龍院(鷹司隆子)のために造営した御殿で、壮大な御殿が国指定重要文化財。また庭園“飛鶴庭”が国指定名勝、中庭の“つくしの緑庭園”“万年青の緑庭園”が石川県指定名勝でしたが、2017年に後者の2つの庭園も国の名勝に追加指定されました。日本三名園『兼六園』と隣接。
兼六園からそのまま入場できる口があり、兼六園とは別料金が掛かりますが、現在残る数少ない加賀百万石・前田家の豪壮なお屋敷は一見の価値あり!また前田家ゆかりの数多くの所蔵品も展示されています。

“飛鶴庭”は兼六園からの通用門(赤門)の受付の左手側にある庭園で、通常非公開の茶室『清香軒』から眺める茶庭。時々清香軒と清香書院の特別公開が行われており、その際はこの飛鶴庭も正面から座観できます――がここで載せている写真は受付前からのものと2階からのもの。

常時見学可能なのが御殿の2つの中庭“つくしの緑庭園”“万年青の緑庭園”。これまで「成巽閣中庭」として石川県指定名勝だったこれらの庭園は明治時代頃に作庭されたと推定されていいます。いずれも縁側から眺める形の庭園で、“飛鶴庭”から小さな水の流れとマツ(クロマツ)の植栽や苔が美しさは共通していますが、“つくしの緑庭園”の方はドウダンツツジやモミジ、楓類が多く植わっており紅葉期はよりきれいなんだろうなあ。

また成巽閣の敷地内にある通常非公開の茶室『三華亭』は、東京の『前田家本邸』より昭和年代に移築されたもので、石川県指定文化財。玄関右手の庭内にあるとのことで――玄関の前庭は少し歩いたけど、玄関右手はあまり見たした記憶がない――次回訪れた時にチェックしたい!

(2011年3月、2017年5月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR北陸新幹線 金沢駅より徒歩35分(市内各所にレンタサイクルあり)
金沢駅より路線バス「県立美術館・成巽閣」バス停下車徒歩1分

〒920-0936 石川県金沢市兼六町1-2 MAP