明智光秀の丹波攻めで侵攻した縁のある寺院に江戸時代後期に築庭された枯山水庭園。
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清薗寺庭園について
「清薗寺」(せいおんじ)は福知山の長安寺と同様に、用明天皇の息子であり聖徳太子の弟である麻呂子親王により創建されたと伝わる寺院。また戦国時代には明智光秀の丹波攻めで全焼したという歴史も。
街道沿いの総門、そして迫力のある仁王門はいずれも江戸時代初期〜中期の建築で、それをくぐった場所に一つ立っている石燈籠はこの寺院で最も古い建造物で南北朝時代に造られたもの。兵庫県指定文化財。
「持仏堂」の前に江戸時代後期に築庭されたと推定されている枯山水庭園があります。背後の高谷山を借景としているのが美しい。
なお同じ丹波竹田駅を最寄駅とする重森三玲作庭の「石像寺庭園」は駅から逆方向になるので、徒歩30分以上かかります。この2つを歩いて巡る場合は1時間では厳しいので(丹波竹田は約1時間に1本程のダイヤ。)2時間後の電車を狙いたい。
(2018年8月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)