尾山神社神苑(旧金谷御殿庭園)Oyama-Jinja Shrine Garden, Kanazawa, Ishikawa

加賀藩主別邸・金谷御殿の庭園として造られた江戸後期の池泉回遊式庭園。エキゾチックな神門は国の重要文化財。

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尾山神社庭園(旧金谷御殿庭園)について

「尾山神社」(おやまじんじゃ)は加賀藩主前田家の祖・前田利家を祀った神社で、境内にある神苑が石川県指定名勝となっています。また明治期に造られた洋風の神門が国指定重要文化財。
初めて金沢へ行った2011年以来、8年ぶりに足を運びました。金沢城公園にも隣接し、金沢駅から金沢21世紀美術館へ向かう途中にあることもあり観光地としても有名な金沢市内を代表する神社――ということで最初行ってからは足を運んでいなかったのですが、その庭園が県指定名勝だったと知り再訪。

尾山神社の創建は明治時代初期。金沢城内、加賀藩主の別邸「旧金谷御殿」があった場所に現在も残る本殿と拝殿が建築されました。また拝殿には旧金谷御殿から欄間などが移築されているそう。
尾山神社の最も特徴的なものと言えば和洋折衷、エキゾチックな「神門」。こちらも明治時代にオランダ人のホルストマンまたは津田吉之助の設計で完成したもので、三連のアーチと三層の楼閣門、そしてステンドグラスという当時の日本の神門では他に類を見ないデザインになっています。

県名勝となっている尾山神社神苑は江戸時代後期に「旧金谷御殿庭園」として作庭された池泉回遊式庭園。「楽器の庭」という愛称がある通り、楽器をモチーフにしたというお庭。特徴的な煉瓦の橋は琴をモチーフにした「琴橋」と言うのをはじめ、中の島は「琵琶島」「笙島」と名付けられ島の形もそれをモチーフにしているそう。宗教的な要素もなく「他の地を絶景」を表現するでもなく、楽器を現す――というのはなんとも珍しい。そして意外と?日本の方よりも外国人観光客の方が多くこの池泉を見ておられた。

ちなみに正門から行き来するとスルーしてしまう尾山神社の東門(裏門)もかつて金沢城の二ノ丸唐門だった門を移築したもので、江戸時代に造られた建造物として国登録有形文化財となっています。また境内には利家以降の歴代藩主を祀る「金谷神社」も。

(2011年3月、2019年3月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR北陸新幹線 金沢駅より徒歩約20分強(市内各所にレンタサイクルあり)
金沢駅より路線バス「南町・尾山神社」バス停下車徒歩4〜5分

〒920-0918 石川県金沢市尾山町11-1 MAP