尾山神社神苑(旧金谷御殿庭園)Oyama-Jinja Shrine Garden, Kanazawa, Ishikawa

加賀百万石・前田家の別邸“金谷御殿”の庭園として江戸時代に作庭された日本庭園。エキゾチックな神門は国の重要文化財。

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尾山神社庭園(旧金谷御殿庭園)について

「尾山神社」(おやまじんじゃ)は洋風の神門で有名な金沢の人気観光スポットの一つ。元は金沢城内で加賀百万石・前田家の別邸“旧金谷御殿”があった現在地に明治期に創建した神社で、境内にある池泉回遊式庭園(神苑)が石川県指定名勝となっています。また神門が国指定重要文化財。

日本100名城で国指定史跡の『金沢城公園』にも隣接し、金沢駅から『金沢21世紀美術館』へ向かう途中にあるということもあり、金沢市を代表する神社として地元の人のみならず観光客の方も数多く訪れます。2021年に2年ぶりに訪れた際の写真を更新。

その歴史は明治時代初期、加賀藩主・前田家の祖・前田利家を祀る神社として創建。現在も残る現在も残る本殿・拝殿はその際に建造されたもので、拝殿には旧金谷御殿から欄間などが移築されているそう。なお、また境内には利家以降の歴代藩主を祀る『金谷神社』も。

尾山神社の最も特徴的なものと言えば和洋折衷、エキゾチックな“神門”。こちらも明治時代にオランダ人のホルストマンまたは津田吉之助の設計で完成したもので、三連のアーチと三層の楼閣門、そしてステンドグラスという当時の日本の神門では他に類を見ないデザインになっています。

県名勝となっている尾山神社神苑は江戸時代後期に『旧金谷御殿庭園』として作庭された池泉回遊式庭園。“楽器の庭”という愛称がある通り、楽器をモチーフにしたというお庭。
特徴的な煉瓦の橋は琴をモチーフにした“琴橋”と言うのをはじめ、中の島は“琵琶島”“笙島”と名付けられ島の形もそれをモチーフにしているそう。宗教的な要素もなく「他の地方の絶景」を表現するでもなく、楽器を現す――というのはなんとも珍しい(一方で、池の脇にある築山の石組は大大名・前田家らしい迫力あるもの)。

これまで訪れた時には意外と?日本の方よりも外国人観光客の方が多くこの庭園を楽しんでいた印象がある。ちなみに正門から行き来するとスルーしてしまう尾山神社の東門(裏門)もかつて金沢城の二ノ丸唐門だった門を移築したもので、江戸時代に造られた建造物として国登録有形文化財となっています。

(2011年3月、2019年3月、2021年6月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR北陸新幹線 金沢駅より徒歩約20分強(市内各所にレンタサイクルあり)
金沢駅より路線バス「南町・尾山神社」バス停下車徒歩4〜5分

〒920-0918 石川県金沢市尾山町11-1 MAP