鳴門・大塚スポーツパーク日本庭園Naruto Otsuka Sports Park Japanese Garden, Naruto, Tokushima

ポカスタには日本庭園がある。リカ将も眺めたかもしれない、“阿波の青石”が多数に使われた大規模な池泉回遊式庭園。

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鳴門・大塚スポーツパーク日本庭園について

Jリーグ・徳島ヴォルティスのホームスタジアム“ポカリスエットスタジアム”のある、「鳴門・大塚スポーツパーク」(なるとおおつかすぽーつぱーく)こと徳島県鳴門総合運動公園には池泉回遊式庭園の大きな日本庭園があります。
2019年夏にポカスタを訪れた際に公園の案内図見て「うそ!日本庭園あるじゃん!」と知り(ナイターの時間にあわせて訪れたので写真は収められず…)、2020年のアウェー遠征にあわせて改めて訪れました。

公園の案内図には“日本庭園”と記されていますが、公式サイトでの表記は“ひょうたん池”。公式にも非公式にも全然情報が無いので、もしかしたら正直地元の方々にも“日本庭園扱いされていない”のではないか…。

たしかに築山のような起伏はないし、目立つ滝もない。橋みたいなものも架けられていない。それでも池にせり出した和風建築(集会所)やそこから連なる茶室を見ていると、かなりちゃんと作られている日本庭園だと思うのです。
まして、名作庭家・重森三玲の庭園や国指定名勝の『旧徳島城表御殿庭園』『阿波国分寺庭園』などを見て「阿波の青石かっこいいなー」という刷り込みがされている立場として、この庭園もやはり石がすごい。それで居て徳島城も比にならない規模。

総合運動公園および陸上競技場の開園は1969年(昭和44年)。四国アイランドリーグの試合会場となっている“オロナミンC球場”やソイジョイ武道館はその後順次が拡張されたものですが、実はこの日本庭園は陸上競技場とともに最も早くできたもの…ということが1972年の国土地理院の航空写真で見るとわかる。ポカスタの対岸にあるモダニズム建築として評価が高い『鳴門市文化会館』よりも実は早い!

ただ初期の庭園は建物の位置が違う。建物の位置が違うだけで文字通り“ひょうたん池”に見えてくるから不思議。

庭園の周りを歩いていると「小川造園」「市岡造園」「板野造園土木」…といくつか地元の造園会社の名が記された碑が残る。その年代を見ると平成年代。航空写真で見ても1991年と1996年の間に公園の姿が大きく変貌を遂げていて、おそらく1993年の国体にあわせて庭園も現在の姿に改修され、和風建築もそれに合わせ現在の場所に変わったようです。

スタジアムからこんなに近い日本庭園、もしかしたら名将リカルド・ロドリゲスも眺めたかもしれない――。スタジアムと同じ公園の日本庭園として、『万博記念公園 日本庭園』はちょっと別格だけど、『平塚市総合公園 日本庭園』よりも全然大規模。ぜひ2021年に徳島へ遠征するアウェーサポの皆さまにも一見してもらえたら。

(2019年8月、2020年11月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR鳴門線 鳴門駅より徒歩25分
鳴門駅より路線バス「運動公園」バス停下車 徒歩10分
神戸三宮・高速舞子より高速バス「高速鳴門」バス停より約3km(徒歩30-40分・レンタサイクルあり)

〒772-0017 徳島県鳴門市撫養町立岩四枚61 MAP