妙心寺 桂春院庭園Myoshinji Keishunin Temple Garden, Kyoto

小堀遠州の弟子・玉淵坊作庭説のある、苔と紅葉が美しい茶人好みの枯山水庭園。国指定名勝。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

妙心寺・桂春院庭園について

妙心寺の塔頭寺院「桂春院」(けいしゅんいん)は『退蔵院』、『大心院』とともに常時拝観可能な寺院で、その枯山水庭園「桂春院庭園」は国指定名勝に選定されています。春〜夏は新緑のモミジが、そして秋には紅葉が美しい庭園。2019年に初めて晩秋に訪れたので、その時の写真を追加!

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京都を代表する寺院の一つ『妙心寺』は建武の新政で知られる建武年代(1337年)の創建。現在も多くの塔頭が残り大きな寺町を形成しています。

その最北東に位置する桂春院は桃山時代に織田信忠(織田信長の長男)の次男・織田秀則(津田秀則)により創建。その後、石川貞政(石河貞政。豊臣家・徳川家の両方に仕え、関ヶ原の戦いで一番首をあげた武将)により現在の方丈(本堂)・庫裏・書院などの多くの建物が整備され、これら江戸初期に造られた建造物はいずれも京都府指定有形文化財。また方丈の襖絵は狩野派・狩野山楽の弟子、狩野山雪により描かれたものです。

桂春院の庭園は複数の枯山水庭園からなり、

●唯一白砂が使われている坪庭「清浄の庭」(4枚目)
●書院から眺める「侘の庭」(Wabi Garden/1、5〜7枚目)
●一段高い場所に建つ方丈から飛び石を見下ろす「思惟の庭」(Shii Garden/8〜9枚目)
●そして最も大きく、大刈込が特徴的な「真如の庭」(Shinnyo Garden/10〜15枚目)

いずれも苔が美しく緑一色でも美しい庭園なのですが、春にはツツジ・サツキが、晩秋には楓や紅葉が赤い彩りを添えます。

苔をここまで見下ろすタイプの庭園は珍しい気がする――非公開の茶室「既白庵」の茶庭としての世界観が強く出ているとされ、作庭者は史料がなく不明であるものの年代や作風により小堀遠州の弟子・玉淵坊による作庭では――と推測されているとのこと。苔とモミジが美しい庭園ながら、次々と人が訪れるような庭園ではないので――ゆっくりと京都の雰囲気を味わえる庭園です。

(2014年7月、2018年9月、2019年11月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR山陰本線 花園駅から徒歩10分(※下記地図は別の塔頭までになってますが、その少し奥!)
京福電気鉄道北野線 妙心寺駅・龍安寺駅より徒歩6分

〒616-8036 京都府京都市右京区花園寺ノ中町11 MAP

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