“DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築”に名を連ねる初期モダニズム建築、本野精吾自邸の特別公開。
旧本野精吾邸について
【通常非公開】
「旧本野精吾邸」(きゅうもとのせいごてい)は大正時代~昭和初期のモダニズム建築家・本野精吾の本人設計により建築された自邸。《DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築》や京都市民の選んだ「京都を彩る建物や庭園」に認定。現在は「木村松本建築設計事務所」が入っています。通常非公開の建築ですが、2020年1月に一般公開イベントが開催。その際に訪れました。
立命館大学の程近くで現在も現役のこの建築は1924年(大正13年)に建てられたもの。コンクリートむき出しのその外観は当時では珍しく最先端といえるデザインで、“中村式鉄筋コンクリート建築”(鎮ブロック造)で現存するものとしては貴重なものだそう。煉瓦造りの半円式の池など、お庭も一定スペース取られています。
…とまあ建築のことについて掘り下げはしないのですが、この1日限りの特別公開、本当に多くの人が訪れていた!そしてその中には若い人の姿も多数。
まーーーなんかたしかにSNS見てると、本当に“建築”に関しては熱心に巡って紹介している若い子たち沢山居るじゃないですか。建築学生とか。今思えば神戸の『旧乾邸』もそうだったのかも。
庭園・ランドスケープの特別公開もそういう形で気軽に、カルチャーの一つとして、若い人が訪れられるようになってほしいなあと…改めて思った。自分自身はそうなるように「気軽に足を運べばいいもんだ」と発していきたいな、と思う。(最近は少しずつ情報量多く、よりマニアックになってきているかもしれないんだけども、知識量のハードルを上げたいわけではないし「なんかいい」で良いと思うのだ)
その想いを記すためのエントリでした。
(2020年1月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・住所 / Locations
嵐電北野線 等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅より徒歩8分
最寄りバス停は「立命館大学前」下車 徒歩5分
〒603-8346 京都府京都市北区等持院北町58 MAP