小石川後楽園Koishikawa Korakuen Garden, Bunkyo-ku, Tokyo

隣接する東京ドームの屋根を借景にのぞむ、水戸黄門ゆかりの築山泉水回遊式大名庭園。国の特別名勝。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

小石川後楽園について

「小石川後楽園」(こいしかわこうらくえん)は江戸時代初期に水戸徳川家の江戸屋敷内に作庭された池泉回遊式の大名庭園。国の特別名勝に指定されている、都立9庭園の中でも代表的な庭園の一つ。隣接する東京ドームからは入場門まで歩いて約10分。これまでも何度か訪れていますが、今回は雪が降った翌日の写真を追加…思ったより雪が残ってなかったけど。
なお日本三名園の『後楽園』と同じ名を持ちますが、命名のルーツが同じなだけで庭園としての関連性はありません(近年は区別のため岡山の方も『岡山後楽園』と表記されることも)。

水戸徳川家の初代藩主・徳川頼房の命により京都の庭師・徳大寺左兵衛が作庭を手掛けたとされますが、この徳大寺左兵衛という庭師、他の作品の情報をあまり見たことがないんだよなあ…これ程の庭園を手掛けているのだから相当な人物なはずですが。(情報求む。観に行きます!)

その後、二代目藩主・徳川光圀(水戸黄門)による改修を経て、現在に近い大名庭園の姿となり「後楽園」と名付けられたそうです。ちなみに水戸黄門ゆかりの庭園(晩年を過ごした場所)として水戸藩領内に『西山御殿跡(西山荘)』の庭園がありますが、今思えば「より自然的な起伏の多い庭園」という点において似ているかもしれない…?黄門好みの庭園。
現代となった今は東京ドームを借景にのぞみますが、それもまた「東京らしさ」を感じるから個人的には好きです。ちなみに小石川後楽園の敷地面積は東京ドーム1.5個分!

東京メトロのCMで石原さとみの背景に映っていた築山「小廬山」は中国の名山を表したものであり、その周辺の敷地北西側の風景は京都・嵐山の風景を表したもの。茅葺き屋根が特徴で落ち葉や雪が似合う得仁堂と九八屋や、庭園の北東には初春に見頃が訪れる梅林や初夏に見頃が訪れる菖蒲田などなど…紅葉もきれいだし、四季どの季節に訪れても見どころのある庭園です。
東京ドームでの野球観戦や後楽園ホール、東京ドームシティホールでのライブ、その他イベントの際に併せてぜひ!

(2010年2月、2014年2月、2016年10月、2016年11月、2019年2月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR中央総武線・都営地下鉄三田線 水道橋駅より徒歩9分
JR中央総武線・地下鉄各線 飯田橋駅より徒歩10分(大江戸線のC3出口が最寄り口)
東京メトロ丸の内線・南北線 後楽園駅より徒歩10分

〒113-0021 東京都文京区本駒込6-16-3 MAP