清澄庭園Kiyosumi Garden, Koto-ku, Tokyo

都内の国名勝の大名庭園にも劣らない、三菱財閥・岩崎弥太郎により造営された大規模な回遊式築山林泉庭園。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

清澄庭園について

「清澄庭園」(きよすみていえん)は三菱財閥創業者・岩崎弥太郎の命によって明治時代に作庭された大規模な池泉回遊式庭園で、東京都指定名勝。都立9庭園の一つ。同じく岩崎財閥ゆかりの庭園『六義園』『殿ヶ谷戸庭園』とは違い国名勝ではありませんが、それらに負けず劣らずの名庭園!
これまで何度も訪れていますが、2019年は2月の雪の降った翌日と、6月の菖蒲田のハナショウブが見頃な季節に訪れました!

清澄庭園の近隣には東京都現代美術館や最近では「ブルーボトルコーヒー」の日本一号店もあり(現在は無くなりましたがアートギャラリーが集合したビルも)、最初現美を目的に清澄白河を訪れた頃はそういった新しい町なのかなと思っていました。が、実際には「深川江戸資料館」に代表されるように江戸時代から続く古い下町で寺社仏閣も多い(南の方へ歩くとたどり着く門前仲町には深川不動尊や富岡八幡宮なども)。この清澄庭園の敷地も江戸時代には豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷があったとか。

明治時代に岩崎弥太郎がこの土地を購入し、大名庭園のようなこの庭園を造営し「深川親睦園」と名付けられました。その後も岩崎家の二代目・三代目により庭園は改修が進み明治時代のうちに現在の庭園が完成したものの、大正時代の関東大震災でジョサイア・コンドルの建物を焼失。
一方でこの広い庭園が被災者の避難場所として活用されたことを機に東京市(東京都)に寄贈され、庭園として公開されるように。

大きな池泉を中心にいくつかの中の島が配されており、また全国から集められたという護岸石や飛び石を見たり渡ったりするのもまた楽しい。庭園で一番標高のある築山・富士山は立ち入りはできませんが、いつかあの高さから庭園を一望してみたい…。
池にせり出している数寄屋風茶室『涼亭』の設計は、川越の国名勝庭園『旧山崎氏別邸庭園』を手掛けた建築家・保岡勝也。また入り口付近にある「大正記念館」も大正天皇の葬儀殿を移築したという由緒ある建物です。東京都現代美術館を訪れた際に足を伸ばして欲しい庭園です!

(2014年2月、2015年12月、2016年11月、2019年2月・6月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄大江戸線 清澄白河駅より徒歩5分

〒135-0024 東京都江東区清澄3丁目3-9 MAP