岸和田城庭園 八陣の庭Kishiwada Castle Garden, Kishiwada, Osaka

諸葛孔明「八陣法」をモチーフとした砂紋と石組の美しい回遊式枯山水庭園は重森三玲の代表作の一つ。国指定名勝。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

岸和田城・八陣の庭について

。「八陣の庭」(はちじんのにわ)は重森三玲作庭による枯山水庭園。諸葛孔明の「八陣法」をモチーフとし、苔のような緑を使わずに石組みと白砂で直線的に表現した、重森三玲庭園の中でもっとも「現代アート」風に感じられる庭園。

城郭を借景とする形で平面から180度に回遊して鑑賞していても面白いし、冒頭の写真のように上から眺めていても砂紋がまた美しい――。(個人的にちょうど庭園巡りが激しくなった)2014年に東福寺方丈庭園に次いで国の名勝に指定されたことや、氏の唯一城郭に造った庭園という規模からも、重森三玲の代表作――の一つではないでしょうか。

「岸和田城」は古くは南北朝時代からの歴史を持つ城郭で、5層の天守閣が造られたのは江戸時代直前の桃山時代末期。その後廃藩置県後に廃城となり、現在の天守閣は昭和年代に再建されたもの。現在は資料館として公開されており、「八陣の庭」を上からの視点として眺める展望台にもなっています(いやそれがメインで利用する人は少数派かもしれないけど)。紀州徳川家の「和歌山城」から近い城郭として、重要な城郭でもあったそう。

(2014年9月、2017年2月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス / Access

南海本線 岸和田駅より徒歩15分
南海本線 蛸地蔵駅より徒歩8分