両足院庭園“半夏生の庭”Kenninji Ryosokuin Temple Garden, Gion, Kyoto

毎年6月に見頃を迎え特別公開される“半夏生の庭園”。藪内竹心作庭の池泉回遊式庭園は京都府指定名勝。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

建仁寺塔頭両足院“半夏生の庭園”について

【不定期公開】
「両足院」(りょうそくいん)は京都を代表する寺院の一つ『建仁寺』の塔頭寺院。桃山時代以降に作庭された複数の庭園があり、そのうち藪内流5代目・竹心紹智が作庭の池泉回遊式庭園の“書院前庭”は京都府指定名勝です。

半夏生が初夏に咲き誇る“半夏生の寺”としても有名。紅葉時期の写真を別途紹介していましたが(こちら)、2020年6月に初めて半夏生が咲き誇る庭園も拝観しました!

半夏生の見頃と年末年始の特別公開期間を除くと通常非公開ですが、アート関連の展示会としてよく利用されており、例年『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭』の会場となっており、戦国時代の終わり頃に大名・黒田長政が信仰し、明治時代に黒田伯爵家より寄進された毘沙門さんがまつられている毘沙門天堂の前にはKYOTOGRAPHIEの提灯も。

両足院は室町時代、龍山徳見禅師を開山として創建。現在建つ建造物の中で、方丈は白木屋・大村彦太郎により寄進され幕末に再建されたもの。
その方丈前にあるのが桃山時代作庭という一面の苔の美しい“方丈前庭”。そこを抜けると、初夏に半夏生が咲きほこる京都府指定名勝の“書院前庭”があります。作庭は茶道藪内流5代目・藪内竹心。紅葉もよかったけど半夏生の庭も白い花と青々しい苔や刈込みの組み合わせが美しかった!

そして2020年の夏の特別拝観は「建物内での密集を避けるため」拝観者全員が庭園を回遊する形。池泉の築山をまわって、茶室“水月亭”、“臨池亭”へと至ります。“水月亭”は織田有楽斎による国宝茶室『如庵』の写しとして明治43年に造られたもの。建仁寺塔頭の『如庵』の写しとしては、『正伝永源院』の茶室もそう。“薮内流”の手掛けた庭、茶室周辺の飛び石にも要注目。

(2012年1月、2015年5月、2019年12月、2020年6月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

京阪本線 祇園四条駅より徒歩6分
阪急京都線 京都河原町駅より徒歩8分
最寄りバス停は「東山安井」バス停 徒歩4分

〒605-0811 京都府京都市東山区大和大路四条下ル小松町591 MAP

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