角館武家屋敷 小田野家・河原田家庭園Odano & Kawarada Samurai House Garden, Kakunodate, Akita

「みちのくの小京都」角館武家屋敷通りに残る、石組と苔が美しい武家屋敷庭園。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

角館武家屋敷 河原田家・小田野家について

「みちのくの小京都」角館の武家屋敷通りの入口に位置するのが小野田家(おだのけ)と河原田家(かわらだけ)。隣接するこの2棟はいずれも仙北市指定史跡となっている公開武家屋敷で、河原田家は一面の苔に石組が点在する枯山水庭園が、そして小田野家の主屋前にはアカマツとゆるい築山に石組の埋め込まれた庭園が残り、一つの見所になっています。

国の重要伝統的建造物群保存地区である仙北市角館の武家屋敷通り。その歴史は桃山時代に「角館城」が築かれたことに始まり、江戸時代には秋田藩主・佐竹氏の一族が角館城主としてこの地を治めました。
この通りはかつての中級・下級武士の屋敷が立ち並び、春には桜の名所、そして秋には紅葉の名所に――武家屋敷の黒塀とそのコントラストが美しい。またその枝垂れ桜は角館城主を務めた佐竹義隣が京都から持ち込んだものとされ、国の天然記念物にも指定されています。

■小田野家
初代秋田藩主・佐竹義宣とともに常陸国より共に移ってきた武家。芸にも優れた家系であり、一家からは平賀源内から洋画を学び「秋田蘭画」という一派で名を馳せた小田野直武を輩出。また江戸時代末期には眼下の名医としても紹介されていたそう。明治時代後期に大火で主屋を焼失したため、現在の建築はそれ以後(明治時代後期)のもの。毎回「小野田家」と間違えがち。

■河原田家
佐竹氏が城主となる前に城主を務めていた「芦名氏」の部下として会津から角館へ移ってきた武家で、小田野家と同じく現在の主屋は明治時代の建築。2018年の再訪時には改修工事中で、小田野家の敷地からしか見られず…また紅葉期だったので多くの葉が落ち、庭園に広がる苔は見られませんでしたが、個人的には角館武家屋敷通りの中では一番好きな庭園です!

(2015年9月、2018年11月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR秋田新幹線・秋田内陸線 角館駅より徒歩15分(駅前観光案内所にレンタサイクルあり)

〒014-0300 秋田県仙北市角館町東勝楽丁10 MAP