八芳園庭園Happoen Garden, Minato-ku, Tokyo

徳川家康の家臣・大久保彦左衛門がかつて屋敷を構えた場所に「東京のオアシス」をテーマに開かれた池泉回遊式庭園。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

八芳園庭園について

「八芳園」(はっぽうえん)は東京・白金台にある有名な結婚式場・レストラン。三河国の時代から徳川家康に仕えた武将・大久保忠教(大久保彦左衛門)が江戸時代初期に屋敷を構えていた場所とされる場所に、現在では大規模な池泉回遊式の日本庭園があります。

明治時代には渋沢栄一のいとこ・渋沢喜作がこの地に居を構え、その後大正時代に久原財閥を築いた実業家・久原房之助へ譲渡(久原房之助は現在の日立製作所を始めとする日立グループや日産自動車の礎となる「日立銅山」を起した人物)。
白金台の丘陵を活かした高低差のある現在の池泉回遊式庭園の作庭が始まったのは久原房之助の自邸だった時代。現在は料亭「壺中庵」となっている屋敷の芝生斜面にあるものも含め、園内にある石塔は1000年以上前の仏塔や鎌倉時代の十三塔など歴史あるものが房之助によって配されました。

昭和の中ごろに久原家から株式会社八芳園へ所有が移り、料亭(?)としての経営がスタートし今日に至ります。レストラン・カフェでの利用のほか、週末に行くと大体結婚式が行われている印象がありますが、それを邪魔しないように庭園散策ができます。
庭園の入口近くの「六角亭」や池泉にせり出している「水亭」のような茅葺屋根の四阿が古い和風庭園の色を強く残していて、高台にある「丸亭」と「角亭」からは庭園を見下ろす景観を、そして「水亭」からは庭園を見上げるという様々な景観が楽しめる回遊式庭園。その他園内には茶室「夢庵」なども。

また徳川家康が大久保彦左衛門に贈ったというサンシュユの木や、渋沢喜作の邸宅だった時代に植えられたという梅の老木が現在でも残るそう。
八芳園オープン時のテーマが「東京のオアシス」だったそうですがまさにそんな雰囲気の庭園――水亭から真正面にのぞむ刈込みはワンダーウォール。2019年春に3月・4月、更に6月のサツキの花が見頃の季節に続けて行って、この2〜3ヶ月で全く雰囲気が変わったのでちょっと写真を多めに選んでしまいました。6月に訪れた際に夕方に灯されたキャンドルアートも素敵だった!これからも色んな季節に足を運びたい!

(2015年12月、2019年3月、2019年4月、2019年6月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

地下鉄東京メトロ南北線・都営三田線 白金台駅2番出口より徒歩3分

〒108-0071 東京都港区白金台1丁目1-1 MAP