浜松城公園 日本庭園Hamamatsu Castle Japanese Garden, Hamamatsu, Shizuoka

徳川家康が青年期の約20年を過ごした城郭・浜松城。かつての城跡に開かれた都市公園と日本庭園。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

浜松城・浜松城公園について

「浜松城」(はままつじょう)は戦国時代に徳川家康が居城としていたことで知られる城郭で、続日本100名城にも選定。現在の天守閣は昭和中期に復元されたもの、公園内にある日本庭園は昭和の末に築庭されたもので、名古屋の『徳川園』や東京の『北の丸公園』などを手がけた伊藤邦衛氏による作庭。(浜松城含め、名前を挙げた3つとも徳川家に縁ある場所だ…)

徳川家康は駿府城、そして江戸に入る以前の壮年期約20年をこの遠江で過ごしました。その間には武田信玄との「三方原の合戦」での敗戦も経験、この浜松城において間一髪難から逃れたことも。
浜松市で学生時代を送ったので、それこそ小学校の社会科から地域(遠江国)の歴史も学びましたが、徳川家康以外の浜松城主のことって学んだ記憶があまり無い――。江戸時代には徳川家とゆかり深い譜代大名が入り、中でも江戸時代後期の老中で「天保の改革」を指揮した水野忠邦や、江戸中期に8代目将軍・徳川吉宗の「享保の改革」を支えた老中・松平信祝が有名。

…ですが江戸時代の中盤からは浜松城には天守閣は存在していなかったそう。天守台だけ残っていたところに昭和33年に現在の天守閣を築城。現在では歴史資料館や展望台として利用されています。
同じく昭和の中頃にかつての城跡に開かれた市民公園が「浜松城公園」。浜松の桜の名所として知られ、ソメイヨシノや枝垂れ桜、ヤマザクラなど約400本の桜の木が。桜の見頃(3月下旬~4月初旬)には夜桜のライトアップも。

昭和の末期に開園した日本庭園は伊藤邦衛氏により作庭されたもの。高低差ある敷地を利用した滝などが見られる池泉回遊式庭園となっていて、園内には四阿なども。日本庭園でも枝垂れ桜などが見られますが、日本庭園にはモミジが多いことに気付きました。意識して紅葉期に訪れたことがなかったけど――今度その時期にも見に来てみようかな。

近年のニュースとしては2018年に公園内にスターバックスコーヒーがオープン!これまでも帰省時に時々寄っていましたが、(今回は桜の見頃だったとは言え)格段に人が多かった。こうした都市公園が市の中心部へ訪れるきっかけになるとしたら、それはすごく意味があることだなぁと思ったりします。
近隣には現代を代表する建築家・谷口吉生が手掛けた茶室『浜松市茶室 松韻亭庭園』も。浜松城と比べて観光場所としては紹介されていない場所ですが、建築やアート好きなら一見の価値あるかもしれないのでそちらも是非。

(2017年4月、2019年4月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR東海道新幹線 浜松駅より徒歩20分
遠州鉄道 遠州病院駅より徒歩13分
浜松駅より路線バス「浜松城公園」バス停下車すぐ

〒430-0946 静岡県浜松市中区元城町100-2 MAP