筑豊の炭鉱王・麻生家の大正時代に造られた邸宅と庭園。春と秋のみ特別公開される紅葉の名所。
麻生大浦荘について
【通常非公開・期間限定公開】
「麻生大浦荘」(あそうおおうらそう)は筑豊の炭鉱王で「筑豊御三家」の一つ・麻生家(麻生元総理の家系)の邸宅の一つで、大正時代に造られたもの。例年、春と秋に1週間程度特別公開されています。
まず驚くのは主屋の入口前にある刈り込みの大きさ…!一体どこからどうやって運んできたのか…。庭園は奥に小さな池泉もありますが、広い芝生にサツキやツツジが植えられ、そしてモミジが鮮やかに色をつける庭園。
数寄屋風書院造りの邸宅は外観もかっこいいですが、洋風の間などもありいかにも近代の豪邸…という感じ。座敷から窓越しに見る庭園風景もまた良いです。ちなみに特別公開以外の時期も麻生グループの迎賓館として使われているそう。
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…なお、麻生大浦荘と山を挟んで(←その山も麻生家の敷地)隣り合っているのが「麻生本邸」。こちらは現在も麻生家が住んでいらっしゃるので文化財のように見られるものではないのですが、Google Earthでなんとなーく庭園がある様子は伺える…(笑)どんなお屋敷と庭園があるのだろうなあ。
(2017年11月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)