足利の代表的な観光名所。日本遺産にも選定された“日本最古の学校”に残る、江戸時代中期に造られた2つの築山泉水式庭園。
足利学校について
「足利学校」(あしかががっこう)は足利市の代表的な観光名所の一つ。古くは平安・鎌倉時代に創立されたとも言われる『日本最古の学校』で、国指定史跡や日本遺産「「近世日本の教育遺産群」に選定。
室町時代中期に関東管領を務めた大名・上杉憲実によって整備されて以降規模が大きくなり、かのフランシスコ・ザビエルによって海外に紹介されたことも。
明治時代の廃藩置県後に廃校となり一度は史跡の一部が失われたものの、現代に入り再整備され現在では観光客のみならず市民の方が多く足を運ぶ施設になっています。
茅葺屋根が特徴的な大きな方丈(夜はライトアップされてました。)や、その南北にある築山泉水式庭園(南庭園・北庭園)は江戸時代中期に造られたものを、当時の絵図を元に復元したもの。
方丈の手前にある南庭園は築山が特徴的な庭園で、方丈の奥庭園にあたる北庭園は「孔子廟」を背景に見ながら中の島の植栽と樹木の組み合わせがより自然風な庭園。秋にはただ大きなイチョウがお見事!
足利学校のすぐ近隣には、足利将軍家が居城とした国宝寺院『鑁阿寺』(足利氏館跡)があります。あわせてチェック!
(2017年11月、2018年11月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)