「淡路夢舞台」に隣接し、東京ドーム約9個分の広さをほこる公園。大阪湾を眼下にのぞむ枯山水風の庭園も。
国営明石海峡公園について
「国営明石海峡公園」(こくえいあかしかいきょうこうえん)は淡路島の北東部、安藤忠雄設計による「淡路夢舞台」に隣接する国営公園。正確には淡路島にあるのはこの公園の「淡路地区」と言われるエリアで、神戸市の北区にも神戸地区として「あいな里山公園」が2016年にオープン。
夢舞台と同様に、以前この地は関西国際空港などの建設の為の埋め立てに利用するための土砂の採掘場で、淡路の山が削られた場所。自然の回復を目指し2000年に行われた花博「ジャパンフローラ2000」(淡路花博)の会場となった後、2002年に国営公園として開園。
現在オープンしているのは「文化交流ゾーン」と言われるエリア。『瀬戸内海や淡路島の自然・歴史・文化を基調としながら、国際交流にふさわしい庭園的(園遊)空間』がテーマとなっており、東京ドーム約9個分という広さの中に様々な園地があります。なお計画ではこの倍の広さの公園になるそう…。
今回訪れたのは冬だったのであまり見頃の草花は無かったけれど――現代風の池泉回遊式庭園「花の中海」「滝のテラス」の先には安藤忠雄設計の庭園「百段苑」を眺められたり、「松の谷」エリアは和風の枯山水庭園のような雰囲気。全般的に淡路島の山々を借景とし、眼下には大阪湾を眺められ――思わず芝生に寝転がってぼーっとしたくなる…気持ち良い公園。
遊具や芝生広場などもあり、夏には野外フェスなども開催されています。「夢舞台」ともども次は花々がきれいな季節に訪れたい!
(2019年1月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)